WEBサイト ザテレビジョンでは、1月13日~19日の「視聴熱(※)」ドラマ ウィークリーランキングを発表した。

【写真を見る】吉田鋼太郎と大塚明夫がそっくり過ぎと話題の「麒麟がくる」が視聴熱第1位!

■ 1位「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45NHK総合)120804pt

長谷川博己明智光秀にふんする大河ドラマの第一回「光秀、西へ」が、75分の拡大版で1月19日に放送された。

領地を荒らす野盗を撃退した際、光秀は、その頭領が持っていた“鉄砲”という見たことのない武器に興味を持つ。美濃守護代・斎藤氏の名跡を継ぐ斎藤道三(本木雅弘)に掛け合い、道三の正妻のため京から名医を連れてくるという約束と引き換えに、鉄砲がどういうものか探る旅に出る。

最初に堺を訪れた光秀は、ひょんなことから三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)に気に入られ、鉄砲を手に入れる。次に向かった京では、名医と名高い望月東庵(堺正章)と助手の駒(門脇麦)に出会う。

映像や衣装などの鮮やかさが話題になるなか、長谷川をはじめ、本木、吉田ら豪華キャスト陣の演技に称賛が集まった。長谷川演じる主人公・光秀は、戦いに挑む時などのキリっとした表情のほか、鉄砲を思わず手に入れることができて喜ぶ様には若き時代ゆえのかわいさもあった。

また、若き光秀に大きな影響を与えることになる松永久秀は、光秀が訪れた刀や鉄砲を扱う店「辻屋」で初登場。「辻屋」の店主・宗次郎として、人気声優・大塚明夫がゲスト出演したが、大塚は、松永を演じる吉田が主催する「劇団AUN(あうん)」の創立メンバーの1人で、かねてより2人が似ていると話題に。大塚の渋い声と演技とともに、吉田との2ショットでも「似すぎ」とSNSが盛り上がった。

ラストでは、望月らの町が大名同士の抗争で大火事になり、家の中に取り残された少女を光秀が救い出した光秀に、かつて自分を火事から助けてくれた武士が語った話をする駒。それは「いつか戦は終わる。戦のない世の中になる。そういう世を作れる人がきっと出てくる。その人は“麒麟”を連れてくるんだ。麒麟というのは穏やかな国にやってくる不思議な生き物だよって」というものだった。

その話を聞いた光秀は、初めて美濃を出て、世の中の窮状を見てきたことから「何かを変えなければ…誰かが…。美濃にも、京にも…麒麟はこない」と力強く語った。タイトルにまつわるエピソードも出て、今後への期待が高まっている。

■ 2位「スカーレット」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合)45896pt

第15週の1月13日~18日は、「優しさが交差して」と題して放送。作品作りに悩む八郎(松下洸平)に、喜美子(戸田恵梨香)は個展をやめるよう進言するが、八郎は承諾しない。自分が稼ごうと久しぶりに大量注文を受けた喜美子は、ものづくりへの情熱を取り戻す。そして、弟子の三津(黒島結菜)の言葉から、八郎を追い詰めたのが自分であることを知るとともに、三津の八郎への憧れを感じ取る。

16日放送の第88話で、三津は八郎が天才肌の喜美子について「横にいられるとしんどい」と言っていたことをポロリと漏らしてしまった。この週で描かれてきた、喜美子と八郎のすれ違う思いに、視聴者からも「しんどい展開」との声が上がった。

18日の第90話では、個展の下見に行く八郎に三津がついていきたいと言うが、断った八郎。しかし、翌週の予告では、八郎と三津が添い寝しているかのような場面があり、視聴者をやきもきさせた。

そんななか、“癒し”となったのが、信作(林遣都)と喜美子の妹・百合子(福田麻由子)の恋。88話では、まだ周囲に結婚したい相手を明らかにしていない信作だが、その人の姉が「柔道で投げ飛ばすくらいの勇ましくてたくましくて強い男」でないと相手を許さないとのことで、幼なじみである照子(大島優子)に柔道で勝負を挑んだエピソードが描かれた。

しかし、逆に投げ飛ばされてしまった信作が八郎に泣きつく様子に、「信作かわいすぎ」と話題になった。

■ 3位「DASADA」(毎週水曜夜0:59-1:29、日本テレビ)19469pt

日向坂46初の主演ドラマが1月15日にスタート。メンバー総出演で、少女たちが夢をかなえるために奮闘するなかで、さまざまな騒動が巻き起こる学園青春群像劇が展開する。

容姿は完璧だがなぜかモテない私立マロニエ女学院2年生の佐田ゆりあ(小坂菜緒)は、親友の立花ゆりこ(佐々木久美)と畑屋菜々緒(富田鈴花)と平凡な日々を過ごしていた。だがある日、実家の佐田洋裁店に借金の取り立てが来る。ゆりあは両親が大切にしている店を取られまいと、半年で1,000万円を返済するという約束をしてしまう。

お金を稼ぐために仕事を探すも、なかなか見つけられずに落ち込むゆりあ。そんな時、同じクラスの篠原沙織(渡邉美穂)の洋服のデザイン画を見つける。自分と沙織のデザインがあれば、半年で1,000万円稼げると考えたゆりあは、「一緒にブランドを作ろう」と持ちかける。

SNSには「可愛いが渋滞」「コメディ部分のテンポ良くて面白かったな」などの感想が寄せられた。

同日には、主題歌となる「青春の馬」のミュージックビデオが解禁。同曲は、2月19日(水)に発売される日向坂46の4thシングル「ソンナコトナイヨ」の共通カップリング曲。この主題歌が「ドラマとマッチしている」との声も上がった。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標(ザテレビジョン

「麒麟がくる」が視聴熱第1位!