始まりは長濱ねるからです。 彼女は欅坂一期生オーディションに参加し勝ち進んだものの、最終審査当日にアイドルになることに反対だった母親に地元に連れ戻されたことで最終審査を受けることができませんでした 長濱ねるは家に帰ってからは泣きじゃくる日々を送り見かねた父親がどうにかできないかと運営に問い合わせた結果、もともと評価が高かったこともあって特例での加入を認められました。 しかし特例は特例。正規で合格した子と同じ扱いにはできないため、ひとまずは新たなグループを設立しそこに配属することにしました。そのグループがひらがなけやきです。 欅坂（漢字欅）のアンダーという扱いで創設されたひらがなけやきはメンバーが長濱ねる1人のみのため、ここでひらがなけやきのメンバー募集が発表されます。そして集ったのが今の日向坂一期生メンバーです。 そうして程なくして長濱ねるはひらがなけやきを去り漢字欅へと移行します。 当初のひらがなけやきはたまにのレッスンが予定にあるくらいで仕事も出番も皆無。漢字欅への昇格も一切ないため握手会へ駆り出される日々の繰り返しですがその握手会にも人は全く来ませんでした。 それでも地道に小規模のライブ公演を重ね、程なくして二期生が二期生が加入し、グループが充実したところで、突如武道館公演をすることを発表します。実は漢字欅が諸事情で武道館公演ができなくなるのです。この代理武道館公演を皮切りにひらがなに追い風が吹き、冠番組の獲得、更には独立&改名にまで漕ぎ着け日向坂になったのです。