日向坂46・小坂菜緒女性スキージャンパー演じ「ありえないという空気の中、頑張る姿に感動した」

2021年4月21日 17時03分

イベントに登場した（左から）西方仁也さん、小坂菜緒、吉泉賀子さん

　日向坂46の小坂菜緒（18）が21日、東京都内の小学校で、映画「ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～」（飯塚健監督、5月7日公開）の特別“道徳”授業イベントに登場した。

　今作は、1998年の長野五輪でスキージャンプ団体の金メダル獲得を陰で支えた25人のテストジャンパーの物語。イベントには主人公のモデルで、同五輪でテストジャンパーとして参加した西方仁也さんや、女子スキージャンプの黎明（れいめい）期に活躍した吉泉賀子さんも参加。小坂は吉泉さんがモデルとなった小林賀子役を演じた。

　長野五輪の時には生まれていなかった小坂は「金メダルを取った事実は知っていたけれど、詳細までは知りませんでしたので映画に出て知ることがたくさんありました」と話した。さらに「当時女性がスキージャンプをするのはありえないという空気でした。その中でも女性が頑張っている姿に感動したので、その女性の強さを演じられるように頑張りました」と役作りの一端を明かした。

　児童からの「つらいことがあったらどうやって気晴らしをしているか」との質問に、小坂は「音楽に助けられることが多いので、元気の出る音楽を聴きます」と答えていた。