日向坂46丹生明里(20)が25日、都内で、声優を務めるアニメ映画「DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、今も響く-」(2月25日公開)の完成披露試写会に出席した。

全世界累計2800万ダウンロード超の人気音楽ゲームアプリ「DEEMO」が原作の劇場版アニメ。謎の少女・アリス(竹達彩奈)が音楽によって記憶を取り戻していく。

丹生は物語の鍵を握る「仮面の少女」を演じる。長編アニメの声優に初挑戦し、オファーについて「ホントですか!? と信じられなかった。憧れていたのでうれしかったです」。また「エンドロールで自分の名前が流れてきたのを見て、うるっときました。映画の中から自分の声が聞こえるよ」と感激した。堂々の声優ぶりを主演の竹達から「初めてとは思えないくらい。思っていたよりも仮面の少女のまんまでした」と褒められると、「お世辞でもうれしいです」と笑顔を見せた。

楽曲が魅力の作品。丹生は「明るい曲もあれば、テンポの速い激しい曲もある。メロディーだけでなく、足音のような日常の音もあって、360度から音楽を体験できる作品です」とアピールしていた。

猫のぬいぐるみ・ミライを演じた濱田岳は、「ぬいぐるみの悲哀を考えた。ぬいぐるみのご苦労ってどんなことがあるんだろう」と悩みながら取り組んだ様子。「声優の仕事は奥が深い」と笑わせた。

イッセー尾形、松下洸平、脚本・総監督の藤咲淳一氏、松下周平監督も登壇した。